残酷な神が支配する

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年明けくらいに、久しぶりに「残酷な神が支配する」を最初から読んでたら、あれ?最終巻がない!
そういえば、最後まで読んだ記憶がないから、買ってなかったんだわ。
多分、凄く落ち込む話だから、途中で買うのやめちゃったのかもな。

でも、読み直してみたら、そりゃあ、落ち込む、気分悪い話ではあるんだけど、最後まで読まないともっと気分悪いんだわさ。

だって、このマンガを読んでる人が思う事はひとつ!
「救われて欲しい」って事よね?
だから、救われるまで読まないとダメよ、ダメ!

てなわけで、本屋さんではなかなか手に入らないので、アマゾンで注文しました。
あらら、コミックスサイズのはなくて、文庫だわん。
また、やってしまった。
他のマンガでも、ボヤボヤしてたら、最終巻だけ豪華本になっちゃったって事があったのよね。

この話はとても説明は出来ない。
前半は酷すぎて、世の中を恨んでしまいそうになる。
中盤もしんどいけど、人々の関わりと共に光が見えて来る。
そして後半は、苦しむ主人公達に人々が光を送っているような感じで、「みんな幸せになってね〜!」なんて月並みだけど思ってしまう。

読んだ人はいろんな事を感じるだろうけど、私が感じたのは、主人公のジェルミの心は孤独でいながら、人と関わりを持ち、人との関係で自分自身を取り戻していってるって事。
なんとなく不思議でもある。
自暴自棄になって、自分だけの世界に入り込んでしまっても良さそうなものなのに、それなりにしっかり社会生活してるんだよね。
ちょっとした関わりの中、ちょっとした助け合いで、人間、どうにか生き延びていけるのかなぁ〜。
みんな、ひとつずつ、星を持っている様子が頭に浮かんだわ。
その星の光が、ゆるやかな道を照らしてガイドしてくれるような感じ。

ジェルミは救われるよね?
最後まで読んで安心しました。
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by jarakoroko | 2007-03-06 00:52 |