13年ぶりに

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「アルカサル-王城-」の続きが出ました。
完結編だって。
とうとう、王様死んじゃうのかぁ。
ずいぶんと血なまぐさい話であったけれど、うるうるさせてくれる所もたくさんあったわ。
私の中での一番の盛り上がりは、愛妾マリアを王妃に迎えたあたりかしらん。
雪の中、馬で修道院に迎えに行って、そのまんま近場の教会で結婚しちゃったのが、なんともまぁロマンチック。
何度も読んでは泣いちゃったわ。
政治的な結婚を蹴って、愛を貫いたのよねん。
しかし、前王妃の境遇もかわいそうだったのよ。

このマンガが楽しいのは、主役は男性だけど、登場する女性達がとても魅力的に描かれているの。
その描き方に愛情を感じるんだ。
あと、男でも女でも、名脇役がたくさん出てくるのよねん。

しみじみ感動したのは、愛妾アルドンサが失脚するところ。
いい気になって出過ぎた女は惨めに去っていくのだけど、「恥をしのんで戻って参りました。」(←うろ覚え)と修道院に戻るってところがいいんだなぁ。
彼女の潔さと良心を感じるの。
後にすっかり清らかな尼僧になった彼女がチラッと出てくるのよ。
良かったなぁって思っちゃう。

さてさて、この完結編は、王様が死んじゃう前後の混乱と、その後の王女様の話。
相変わらずマンガなのに文字が多い。
世界情勢の解説が多いんだけど、ちゃんと読まないと訳わからなくなっちゃう。
長編を2時間の映画にしちゃったような感じではあるけど、涙腺ポイントはしっかりしてます。
何度もポロポロ泣いちゃったわ。

世代交替でみんな亡くなってしまうの。
マリアも王様も、マルティン・ロペスもロドリゲスも…。
エンリケの妹カタリナもいつの間にか死んでた。
王女3姉妹の長女も、愛妾ウラカの息子サンチョも死んで、ウラカは尼僧になってチョコっと出てくる。
ロドリゲスの後妻さんアラベラも生き延びて王女に仕えるのよね。
ここでも、女性の名脇役がしみじみと泣かせてくれるわ。

マルティン・ロペスのお兄さんも出てきて、表面では描かれてないけど、頑張ってくれたらしい。

あ〜、皆さん、さようなら。

私のお気に入りはやっぱりマルティン・ロペス。
登場シーンから正義の騎士でカッコ良かった。
「王の死刑執行人」としてのお仕事大変でした。
ご苦労様です。
そして最期まで泣かせてくれたよ!

作者は会社員だったら定年退職の年齢だそうだ。
この先、またワクワクするような歴史マンガを描いてくれるかなぁ?
定年退職しちゃうかなぁ?

あ、なんだかわからない話で、一人盛り上がりですみませんでした。
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by jarakoroko | 2007-09-28 21:04 |